![]() 隣接する支柱を相互接続する単一の応力集中領域を備えたバルーン拡張式の生体吸収性ステント
专利摘要:
ポリマー材料から作製された管腔内ステント10のような拡張式の植え込み可能な医療装置は、連続した複数の細長い支柱16と、隣接する支柱16の端部を相互接続する互い違いの応力集中接合部18と、を含む。ステント10が拡張状態にあるとき、隣接する支柱16は、拡張した実質的なV字型を形成し、応力は接合部18内部に集中する。接合部18は、それぞれの付着した隣接する支柱16のための旋回点Pを定める。各旋回点Pは、ステント10が拡張すると、支柱16により形成されるV字型を二等分する線上に実質的に位置する。 公开号:JP2011507616A 申请号:JP2010539730 申请日:2008-12-17 公开日:2011-03-10 发明作者:コンティリアーノ・ジョーゼフ・エイチ;ツァン・キァン 申请人:エシコン・インコーポレイテッド; IPC主号:A61F2-82
专利说明:
[0001] 〔発明の分野〕 本発明は、臓器を支持するか、または開放性を維持するために、生きている動物またはヒトの体腔内に植え込まれる、拡張式の組織支持装置に関し、さらに詳細には、展開がステント材料の塑性変形の関数である、バルーン拡張式ステントに関する。] [0002] 〔発明の背景〕 バルーン拡張式ステントなど、拡張式の組織支持装置は、身体通路内部に植え込まれるために開発されてきた。ステントは、典型的には、相互接続された支柱のセルの複数の列を含み、各セルは、互いに結合された2つの隣接する支柱を構成し、これらの支柱は、ステントの展開中に互いから離れるように回転する。支柱は、拡張時に半径方向強度をステントに与える。ステント支柱および相互接続部はまた、医薬品または生物活性剤(bioactives)を収容するのに役立つこともでき、医薬品または生物活性剤は、既知の手段により、例えばポリマーコーティングに入れて適用されるか、または支柱もしくは相互接続部内部の貯蔵部に収容されて、植え込み後に身体内に放出される。] [0003] 当技術分野では周知のように、ステントが例えばバルーン拡張などにより拡張すると、ステントは、ステント構成要素の塑性変形をもたらす様々な応力および歪み(以下まとめて「応力」とする)にさらされ、バルーンの収縮時にステントの構成が所望の形状およびサイズのままとなる。] [0004] さらに、ステントを展開させるためにステントの特定領域で生じる変形は、弾性の歪み成分、及び可塑性の歪み成分の双方を有する。応力を加えられるステント材料の体積、およびこの材料における塑性変形の、弾性変形に対する割合の双方は、周知の跳ね返り現象を主として左右する。したがって、応力を加えられる材料の体積を最小限にすること、およびこの材料体積以内で塑性変形の、弾性変形に対する割合を最大限にすることが望ましい。予想される大きな跳ね返りに逆らうために、ステントはしばしば、植え込み中に過剰に拡張し、これにより、今度は、身体通路が損傷を受けるかまたは炎症する場合がある。] [0005] ステントの設計努力は、ステント拡張に伴う前記の望ましくない現象に取り組むことに集中してきたし、また集中し続けている。例えば、ステントは、応力集中領域、例えばヒンジ、を選択された地点に含めるように設計されており、この応力集中領域は、典型的には、小さく、また輪郭がはっきりしている。ヒンジは、典型的には、変形がその領域で生じるように形態を縮小されているエリアである。応力集中領域を有するステントが拡張すると、応力は、これらの領域内で局在化され、このことにより、応力を受ける材料の体積を有効に減らし、それにより、ステントの他の領域における応力が最小限になる。] [0006] 既知の1つのステントデザインは、応力集中領域、またはヒンジを支柱の各端部に含み、隣接する支柱を相互接続する接合部が、2つの応力集中領域またはヒンジを含む。例えば、参照により本明細書に組み込まれる、2001年6月5日発行の米国特許第6,241,762号を参照されたい。既知のステンレス鋼またはCoCr合金を用いたステントデザインは、典型的には、材料の応力容量(stress capacity)の限界により、1つの支柱当たり2つの応力集中領域を利用している。ステント製造に通常使用される316LおよびCoCr合金の双方が、破断時に40%〜50%の伸びを有する。ステント展開中の応力があまりに過剰で、ステントの破断時伸び能力(elongation at break capacity)を超えるステントの伸びを引き起こした場合、ステントは、裂けて破損しやすくなる。支柱のいずれの端部でも、言い換えれば2つのヒンジ領域で、変形を生じさせることにより、各ヒンジ領域における応力レベルは、材料の破断時伸び能力より低く保たれる。支柱間における同様の拡張レベルが1つのヒンジのみで試みられた場合は、ヒンジ自体の形態がヒンジの応力レベルを減少させるように十分に増大されない限り、材料の応力容量を超える危険性がある。逆に、支柱間の変形量が減少されて、これらの材料に適切な応力レベルを下げることもできる。しかしながら、所望の展開直径を達成するためにより多くの支柱が必要となり、よって、より多くの材料が身体に植え込まれることになるが、これは必ずしも望ましくない。] [0007] ヒンジ領域は、ステント構造体内部の体積を占め、したがって、ステントに半径方向の強度および薬剤送達機能を与える支柱の製造に利用可能なステント材料の体積を減少させる。ゆえに、ステント内のセル列におけるヒンジの数は、その列内部に含まれる支柱の形態に、その結果、セル列の強度および薬剤送達能力に、そして最終的にはステント自体に、影響を与える。] [0008] 開発された別のステントデザインは、単一の応力集中領域またはヒンジを支柱内部に含む。例えば、参照により全体として本明細書に組み込まれる、2004年7月20日発行の米国特許第6,764,507号を参照のこと。支柱構成内部のこのような単一の集中領域では、ヒンジ(集中領域)を作製することができる材料は、ヒンジが吸収できる応力の量について限界を構成する。ステントを作製するための、当技術分野で現在既知の材料に基づくと、支柱構成内部に単一の集中領域を有するステントのヒンジは、1つの支柱接合部当たりに2つの応力集中領域の構成を有する先行技術のステントのヒンジとほぼ同じレベルの応力に抵抗できるに過ぎない。] [0009] したがって、支柱間における同じ拡張角度を達成するためには、支柱構成内部に単一の集中領域を有する先行技術のステントのヒンジの軸方向長さは、拡張中の単一のヒンジにおける応力集中の増加による高レベルの塑性変形が装置の故障を引き起こすことを制限するように、十分に増大される必要がある。この長さの増大により、支柱構成内部に単一の集中領域を備えた先行技術のステントのヒンジは、1つの支柱接合部当たりに2つの集中領域の構成を有するステントのヒンジよりも長さが長くなる。ステントのヒンジの軸方向長さを増大させる必要性により、今度は、ステントのヒンジにより使用される材料の体積が増大し、これは、前記の通り望ましくない。] [0010] したがって、バルーン拡張式の組織支持装置に対する必要性が存在しており、この装置は、装置の、減少した体積の材料へ応力を集中させ、過度の応力にさらされると所望の機能性が損なわれる可能性のある装置内の領域に応力が加わることを避ける。] [0011] 〔発明の概要〕 本発明によれば、ステントなどの、拡張式の植え込み可能な医療装置は、実質的に円筒形の装置を形成するように複数の可撓性コネクタにより相互接続され、かつ互いに結合された、複数のフープ構成要素を有する、ポリマーフレーム構造体などのフレーム構造体の形をとる。装置は、第1の直径を有する円筒体から第2の直径を有する円筒体へと拡張可能である。フープ構成要素は、実質的に(軸方向に)長さ方向に向けられた、連続した一連の半径方向支柱、および互い違いの応力集中接合部として形成される。隣接する支柱は、円筒体が第1の直径で非拡張形態にあるときに、実質的に平行である。接合部はそれぞれ、付着した隣接する支柱の旋回点を定める。ステントが第2の直径に拡張すると、応力は、ヒンジとして作用する接合部において集中し、付着した隣接する支柱は、実質的に相称的かつ均等に、互いから離れるように旋回点を中心に回転して、実質的なV字型を形成する。円筒体が第2の直径である場合、旋回点はそれぞれ、支柱により形成されたV字型をニ等分する線上に実質的に位置する。] [0012] 一実施形態では、接合部は、接合部に付着した支柱の断面積より小さい断面積を有する。] [0013] 本発明の他の目的および利点は、現在好ましい実施形態の、以下の詳細な説明から明らかであろう。その説明は、同様の参照符号が同様の要素を示す添付図面と共に考慮されるべきである。] [0014] 〔発明の詳細な説明〕 植え込み可能な医療装置は、ポリマー材料を含む、様々な適切な生体適合性材料から作製されうる。これらのポリマー材料の内部構造は、ポリマーの機械的および/または化学的操作を用いて変えることができる。これらの内部構造の改変は、特別な目立つ特徴(specific gross characteristics)、例えば、本出願の譲受人に譲渡されており、参照により本明細書に組み込まれる2007年5月11日出願の米国特許出願第11/747,699号(「‘699号出願」)、「Balloon Expandable Bioabsorbable Drug Eluting Stent」に記載されるような、結晶質および非晶質の形態、ならびに選択された分子配向、を有する装置を作り出すために使用されうる。装置の拡張中に生成された応力を、数の少ない小さな局在化領域に集中させ、同時に装置の拡張中に転置を受ける構成要素の転置能力を強化することによって、拡張中に応力を経験する拡張式の植え込み可能な装置の材料体積を減少させる本発明は、様々な植え込み可能な医療装置に適用されるが、説明を容易にするため、以下の詳細な説明は、例示的なステントに焦点を当てる。] [0015] 図1は、本発明による例示的なステント10の部分的な平面図を示す。図1、さらに、図1に示すステント10の一部の拡大図である図2を参照すると、ステント10は、複数の可撓性コネクタ14により相互接続された複数のフープ構成要素12を含む。フープ構成要素12は、実質的に長さ方向(軸方向)に向けられた、連続した一連の半径方向支柱16、および互い違いの応力集中接合部18として形成されている。半径方向支柱16と互い違いの接合部18との組み合わせは、実質的に正弦曲線のパターンを形成する。平面図で示されているが、フープ構成要素12は、本質的には、実質的に管状または円筒形のステント構造体を形成するように可撓性コネクタ14により互いに連結されたリング部材である。結果として得られた円筒体は、図1に示すようにステント10が非拡張構成であり、隣接する支柱16が実質的に平行である第1の直径から、ステントが身体通路に植え込まれるように拡張し、隣接する支柱16が図3Bの説明に付随する文脈で以下に説明されるような一般的な構成を有する第2の直径へと、拡張可能である。] 図1 図2 図3B [0016] 図1を参照すると、コネクタ14および支柱16は、オプションの開口部23を含んでよく、この開口部23には、ステント10が植え込まれる身体通路に送達される薬剤などの物質が入っているのが好ましい。可能性のある物質のリストについては、例えば、‘699号出願を参照のこと。] 図1 [0017] フープ構成要素12は様々なデザイン特徴部を備えて設計されてよく、また様々な構成をとることができるが、ステント10の例示的な実施形態では、半径方向の支柱16は、端部22よりも、中央領域20において幅が広い。このデザイン特徴部は、装置の半径方向強度もしくは剛性を改善すること、または物質を収容する開口部を含みうるエリアを増やすことを含む、いくつかの目的のために利用されうる。] [0018] 本発明によれば、ステント10の支柱16および接合部18の形態および材料特性、ならびに支柱16と接合部18との間の相互接続は、支柱16の列内のセルが2つの隣接する支柱16を相互接続する接合部18内部に単一の応力集中領域24を含むこと、および、セルの隣接する支柱16が、応力集中領域24の旋回点Pを中心として、均等かつ相称的に互いから離れるように回転して、ステント拡張中に実質的なV字型を形成すること、をもたらす。接合部18内部に位置するステント10の比較的小さな所定の領域24における応力の集中は、ステント拡張中に、「ヒンジング(hinging)」としばしば呼ばれるものを結果として生じる。この「ヒンジング」では、ヒンジは、小さな集中領域24であり、その内部では、ステント拡張中に応力が非常に高くなる。接合部18は、例えば、当技術分野で従来から知られているような延性ヒンジを構成することができる。] [0019] 接合部18で相互接続された隣接する支柱16を含むステント10の例示的なセル30を示しており、物質を収容する支柱16の開口部が省略されている、図2を参照すると、接合部18内部の応力集中領域またはヒンジ領域24は、隣接する支柱16Aおよび16Bの端部分28Aおよび28Bそれぞれに相互接続された、端部26Aおよび26Bを含む。ヒンジ領域24は、支柱16の隣接する形態と比べて、小さな断面積を有するのが好ましい。さらに、支柱16Aおよび16Bの中央領域20の断面積は、ヒンジ領域24の断面積より実質的に大きい。これらの形態の差異に基づくと、ステント10が拡張されたとき、応力は、ヒンジ領域24に局在化および集中され、支柱16Aおよび16Bは、領域24の旋回点Pを中心として、実質的に相称的かつ均等に、互いから離れるように回転する。ステント10が拡張すると、セル30の支柱16Aおよび16Bは、実質的なV字型を定め、このV字型の頂点は点Pにあり、このV字型を二等分する線が、概ね点Pを通って延びている。] 図2 [0020] 図3Aは、本発明の一実施形態による、非拡張(非変形)構成にあるステントのセル130の平面図である。図3Bは、拡張(変形)構成にある図3Aのセル130の平面図である。図3Aを参照すると、セル130は、接合部18において互いに相互接続された、実質的に平行な隣接する支柱16Aおよび16Bを含む。図3Bを参照すると、前記のように、拡張したセル130では、支柱16Aおよび16Bが実質的なV字型を形成し、支柱16A、16Bにより形成されたV字型をニ等分する線BLが、領域24の旋回点Pを通って延びている。ステントの拡張中、セル130の支柱16Aおよび16Bは、接合部18に位置するヒンジ領域24内の旋回点Pを中心として、相称的かつ均等に、互いから離れるように回転して、V字型を形成する。したがって、拡張したセル130では、線BLから支柱16Aまでの距離Aが、線BLから支柱16Bまでの距離Bに等しいか、または実質的に等しく、距離AおよびBは、線BLに直交し、かつ支柱16Aと支柱16Bとの間に延びる線OLに沿って測定したものである。] 図3A 図3B [0021] 本発明のステントの一実施形態では、接合部18は、隣接する支柱に比べて、断面積が減少されたものである。よって、ステントが拡張すると、応力が集中し、ヒンジ領域24において実質的に局在化される。] [0022] 本発明のステントの別の実施形態では、図3Bを参照すると、接合部18は、形態(geometry)を有するように、所定の材料から構築され、ステントが拡張した際にセル130のV字型を形成する、隣接する支柱16は、点Pを中心として回転可能であり、また、線BLから離れるように、相称的かつ均等に回転して、隣接する支柱16間に最大約180°の角度αを定める。] 図3B [0023] 代替的実施形態では、可撓性コネクタ14の端部は、図1に示すのとは異なる場所でフープ要素12に接続されてよい。例えば、コネクタ14は、恐らく、支柱16に沿った任意の点または接合部18の外側で接続されることができる。隣接する支柱列を接続する可撓性コネクタ14の数は、1つの可撓性コネクタからセルと同じ数の可撓性コネクタまで様々であってよい。さらに、可撓性コネクタ14は、例えば‘699号出願に記載されているように、任意の所望の形状、任意の数のデザイン特徴部、および任意の数の構成を有しうることが理解される。ステントまたは同様の植え込み可能な装置における、コネクタ14の構造、および柔軟なコネクタ14のフープ要素12への接続場所に関する唯一の制限は、コネクタ14の構造と接続の組み合わせが、応力集中装置(stress concentrator)として作用し、かつセルの隣接する支柱16を互いから離れるように接合部18の旋回点Pを中心として相称的に回転させて、ステント拡張時にV字型を形成する、ヒンジ領域24に干渉しないことである。] 図1 [0024] 本発明のステントの一実施形態では、支柱16は、接合部18より支柱16を屈曲時に硬くする材料から作製されるのが好ましい。したがって、ステントの拡張中、支柱16は、接合部18より変形に抵抗する。その結果、支柱16ほど剛性ではない、隣接する支柱16の端部におけるヒンジ領域24は、応力集中装置となり、拡張中の変形のすべてまたは大部分を伝える(carry)。変形のすべてまたは大部分がヒンジ領域24に局在化されるので、ヒンジ領域24は、ステントの拡張の実質的にすべてに適応し、支柱16など、ステントの他の領域は、有利にも、拡張中にいかなる著しい応力も経験しない。したがって、概して低応力領域である支柱は、放射線不透過性物質などの物質を収容するため、戦略的に設置された開口部をオプションとして含むことができる。] [0025] 本発明のステントの接合部18を作製する材料は、塑性の変形領域内によく見られる破断時の伸び特性(characteristic of elongation at break occurring well into the plastic region of deformation)を有するのが好ましい。接合部18の材料は、例えば、‘699号出願に記載されるポリマー材料を含む。塑性の変形領域内によく見られる破断時の伸びを有する材料、例えば、ステントに使用される現在の金属の40〜50%の破断時伸び能力を超える材料(materials having greater than the 40-50% elongation at break capacity of current metals used in stents)、が好ましく、応力は、接合部18で局在化されることができ、したがって、ステントのすべてのまたは実質的にすべての他の領域から離れることができる。] [0026] 本発明のステントの別の実施形態では、ステントの構成要素は、ステントが拡張される際に応力が接合部18に集中および局在化される限り、‘699号出願に記載されるような任意のポリマー材料で形成される。] [0027] ゆえに、1つの支柱接合部当たりに単一のヒンジ領域の構成を有する本発明のステントは、先行技術のステントデザインに勝る以下の利点を提供する。例えばポリマーステントシステムにおいて、1つの支柱接合部当たりに単一のヒンジ領域の構成を使用することは、セル列におけるヒンジ領域の数を減少させ、ゆえに、ステント拡張中に変形を受ける材料の体積を減少させる。ステントにおける、ヒンジ領域の数の減少、また、応力集中領域として機能する材料の全体積の減少により、変形領域における応力のレベルが強化され、塑性歪みの、弾性歪みに対する比率が高くなり、ステントの跳ね返りが減少する。] [0028] 本発明の、1つの支柱接合部当たりに単一のヒンジ領域の構成に基づいて、より小さな所定のヒンジ領域の数を減らして、所定の寸法のステントを構築する能力は、ステントの全体的な寸法を変えることなく、現行のステントデザインにおけるいくつかの有益な実装を与える。まず、ステントのセル列は、先行技術のステントのセル列の軸方向長さより短い軸方向長さを有するが、依然として、先行技術のステントのセル列に匹敵する半径方向の強度および剛性を有することができる。さらに、ステントにおける個々のセル列の軸方向長さは減少されてよく、増加した数のセル列が、同じ全体的な軸方向長さのステントに含まれることができ、これは、ステントの全体的な半径方向強度および剛性に有益である。さらに、ステントの列におけるセルの支柱の軸方向長さは、列の全体的な軸方向長さを増大させずに増大されてよく、それにより、現行のステントデザインに増大された強度および剛性を与え、また、必要に応じて、物質を収容するためのさらなる空間を与える。] [0029] さらに、本発明に従って、セル内で隣接する支柱の端部を互いに相互接続するために単一のヒンジ領域を使用することにより、すべてまたは実質的にすべての応力が単一のヒンジ領域において集中し、ステントが拡張すると、すべてまたは実質的にすべてのそのような応力が、すべてまたは実質的にすべての支柱から取り除かれる。したがって、すべて又は実質的にすべての支柱は、薬剤貯蔵部用に使用されてよい。] [0030] さらに、ステント拡張中の、支柱に対する、また、応力集中接合部の材料以外のステントの材料に対する、応力の減少は、例えば管腔内でのステント拡張後の、支柱、およびそのような他のステント材料の跳ね返りを低減する。例えば、1つの支柱接合部当たりに単一のヒンジ領域の構成を有するポリマーステントシステムでは、ヒンジ領域のポリマー材料構成要素が破断時に著しい伸びを有し、変形する際に局所的に断面積が減少される場合、拡張中に応力を加えられたステントの材料の体積が減少し、それにより、跳ね返りを低減する。] [0031] さらに、応力を吸収する能力が増大した、選択されたポリマー材料、例えば、分子配向を有するポリマー、可塑剤を有するポリマー、および‘699号出願に記載されるようなポリマーブレンド、を利用して、本発明のステントに応力集中接合部を作製することができる。このような材料の使用により、本発明のステントは、先行技術のステントの類似の応力集中領域より多くの応力を吸収できる、より小さな局在化領域を含むことができ、これにより、応力を吸収するステントにおいて、材料の全体積がさらに減少する。] [0032] 以下の実施例は、限定するものではないが、本発明の原理および実施を例示するものである。本開示の利益を有すれば、本発明の範囲および趣旨の範囲内の多くの追加の実施形態が、当業者には明らかとなるであろう。] [0033] <実施例1> 本発明の、1つの支柱接合部当たりに単一のヒンジ領域の構成を有するステントの性能を、1つの支柱接合部当たりに2つのヒンジ領域の構成を備えたセルを有するステントと経験的に比較した。この実験では、2つのステントはそれぞれ、低エネルギーエキシマーレーザーを用いて押し出しチューブ(Dunn Industries, Inc.)からレーザー切断された。これらのチューブは、10/90(モル/モル)ポリ(ラクチド−コ−グリコリド)(PLGA、IV=I.53、HFIP)/85/15(モル/モル)PLGA(IV=3.2、CHCI3)の20/80(w/w)ブレンドで構成され、外径(OD)は1.45mm、内径(ID)は1.04mmであった。ステントは、3.0mmのバルーン膨張カテーテル上に設置され、37℃の水浴で1分間加熱され、その後、加圧食塩水(10気圧)を使用して、OD3.0mmx長さ18mmで壁厚200μm(200ミクロン)の最終的なサイズまで拡張された。第1のステントは、参照により本明細書に組み込まれる2001年6月5日発行の米国特許第6,241,762号に記載のものなど、1つの支柱接合部当たりに2つのヒンジ領域の構成を有し、これは12列の支柱を含んでおり、各列には、6つのセルが含まれていた。ステントのうち第2のものは、本発明に従って、1つの支柱接合部当たりに単一のヒンジ領域の構成を有し、これは13列の支柱を含み、各列には6つのセルが含まれた。第2のステントは、本明細書に記載のように、1つの支柱接合部当たりに単一のヒンジ領域の構成を有した。1つの支柱接合部当たりに単一のヒンジ領域の構成は、9.58×104Pa(13.9psi)の半径方向強度を有することが分かっており、1つの支柱接合部当たりに従来の2つのヒンジ領域の構成を備えるステントは、7.31×104Pa(10.6psi)の半径方向強度を有することが分かっている。言い換えれば、本発明のステントは、1つの支柱接合部当たりに2つのヒンジ領域の構成を備えた先行技術のステントより、31%高い半径方向強度を有していた。さらに、2つのステントが38℃の水浴に21日間浸された後、1つの支柱接合部当たりに2つのヒンジ領域の構成を有するステントは、最大拡張から11.8%の跳ね返りを有することが分かったのに対し、1つの支柱接合部当たりに単一のヒンジ領域の構成を備えた本発明のステントは、最大拡張から11.6%の跳ね返りを有することが分かった。] [0034] <実施例2> 血管内ステント手術は、x線透視装置、特別なx線機械、および通常のテレビスクリーンのように見えるx線モニターを備えた、心臓カテーテル法実験室で行われる。患者は、手術のため従来の方法で準備される。例えば、患者は、x線透視台上に載せられ、滅菌シートで覆われる。カテーテルの挿入に備えるため、大腿部(upper leg)の内側のエリアが、抗菌溶液で洗浄および処理される。患者は、挿入部位を麻痺させるため局所麻酔を受け、通常は、処置中目が覚めたままである。1.45mmの外径および200μm(200ミクロン)の壁厚を有する、実施例1で記載したもののような、1つの支柱接合部当たりに単一のヒンジ領域の構成を有するポリマーステントが、従来の3.0mmバルーン膨張カテーテル上に設置される。ステントを動脈に植え込むために、カテーテルを、先端部かつステントの内側に収縮バルーンを備えたカテーテル上で、鼠径部の切開部に通して、罹患した血管内まで進める。外科医は、X線透視装置で処置全体を観察する。外科医は、バルーンカテーテルを閉塞領域まで誘導し、通常は食塩水で約10気圧まで、またはカテーテルの使用説明書に従って、バルーンを膨らませ、ステントを拡張させて血管壁に押し付ける。バルーンは、その後収縮し、血管から外される。全処置は、完了するのに1時間〜90分かかる。ステントは、血管内にとどまって血管壁を開いた状態に保ち、通常に機能する健康な動脈で見られるように血液を自由に通過させる。細胞および組織は、ステントの内表面が覆われるまでステント上に増殖し始める。] [0035] 本発明の好適な実施形態を説明および例示してきたが、本発明の原理から逸脱せずに様々な改変を行いうることが当業者には明らかであろう。] [0036] 〔実施の態様〕 (1)拡張式の植え込み可能な医療装置において、 第1の直径を有する円筒体から第2の直径を有する円筒体へと拡張可能な、実質的に円筒形の装置を形成するように、複数の可撓性コネクタにより相互接続され互いに結合された複数のフープ構成要素を有する、フレーム構造体、 を含み、 前記フープ構成要素は、実質的に長さ方向に向けられた連続した一連の半径方向支柱、および互い違いの応力集中接合部として形成され、前記支柱のうち隣接する支柱は、前記円筒体が前記第1の直径であるときに実質的に平行であり、前記隣接する支柱は、前記円筒体が前記第2の直径であるときに実質的なV字型を形成し、 前記接合部はそれぞれ、付着した前記隣接する支柱の旋回点を定め、前記旋回点はそれぞれ、前記円筒体が前記第2の直径であるときに前記支柱により形成された前記V字型を二等分する線上に実質的に位置する、装置。 (2) 実施態様1に記載の装置において、 前記接合部は、延性のヒンジである、装置。 (3) 実施態様1に記載の装置において、 前記円筒体が前記第2の直径であるとき、応力は、前記接合部内部に集中する、装置。 (4) 実施態様3に記載の装置において、 前記接合部における集中した前記応力は、前記フレーム構造体の降伏点を超える、装置。 (5) 実施態様4に記載の装置において、 前記接合部における前記集中した応力は、前記フレーム構造体の極限応力レベルを下回る、装置。 (6) 実施態様1に記載の装置において、 前記フレーム構造体は、所定の分子配向を有するポリマーで構成される、装置。 (7) 実施態様1に記載の装置において、 前記互い違いの接合部は、隣接する形態と比較して小さな断面積を有する、装置。 (8) 実施態様1に記載の装置において、 前記隣接する支柱は、前記ステントが拡張すると、前記旋回点を中心として、実質的に相称的かつ均等に、互いから離れるように回転する、装置。 (9) 実施態様1に記載の装置において、 前記フレーム構造体は、ポリマー材料を含む、装置。 (10)外科処置で拡張式の植え込み可能な医療装置を使用する方法において、 第1の直径を有する円筒体から第2の直径を有する円筒体へと拡張可能な、実質的に円筒形の装置を形成するように複数の可撓性コネクタにより相互接続され互いに結合された複数のフープ構成要素を有するフレーム構造体を、身体通路内に植え込むことであって、前記フープ構成要素は、実質的に長さ方向に向けられた連続した一連の半径方向支柱、および互い違いの応力集中接合部として形成され、前記支柱のうち隣接する支柱は、前記円筒体が前記第1の直径であるとき実質的に平行である、植え込むことと、 前記第1の直径から前記第2の直径へ前記フレーム構造体を拡張させることであって、前記隣接する支柱は、前記円筒体が前記第2の直径であるときに実質的なV字型を形成し、前記接合部はそれぞれ、付着した前記隣接する支柱の旋回点を定め、前記旋回点はそれぞれ、前記円筒体が前記第2の直径であるときに前記支柱により形成される前記V字型を二等分する線上に実質的に位置する、拡張させることと、 を含む、方法。] [0037] (11) 実施態様10に記載の方法において、 前記接合部は、延性のヒンジである、方法。 (12) 実施態様10に記載の方法において、 前記円筒体が前記第2の直径であるとき、応力は、前記接合部内部に集中する、方法。 (13) 実施態様12に記載の方法において、 前記接合部における集中した前記応力は、前記フレーム構造体の降伏点を超える、方法。 (14) 実施態様13に記載の方法において、 前記接合部における前記集中した応力は、前記フレーム構造体の極限応力レベルを下回る、方法。 (15) 実施態様10に記載の方法において、 前記フレーム構造体は、所定の分子配向を有するポリマーで構成される、方法。 (16) 実施態様10に記載の方法において、 前記互い違いの接合部は、隣接する形態と比べて小さな断面積を有する、方法。 (17) 実施態様10に記載の方法において、 前記隣接する支柱は、前記ステントが拡張すると、前記旋回点を中心として、実質的に相称的かつ均等に、互いから離れるように回転する、方法。 (18) 実施態様10に記載の方法において、 前記フレーム構造体は、ポリマー材料を含む、方法。] 図面の簡単な説明 [0038] 本発明による例示的な非拡張ステントの一部の平面図である。 図1のステントの平面図の一部の拡大図である。 本発明の一実施形態による非拡張ステントの例示的なセルの平面図である。 拡張構成にある図3Aに示したステントの例示的なセルの平面図である。] 図1 図3A
权利要求:
請求項1 拡張式の植え込み可能な医療装置において、第1の直径を有する円筒体から第2の直径を有する円筒体へと拡張可能な、実質的に円筒形の装置を形成するように、複数の可撓性コネクタにより相互接続され互いに結合された複数のフープ構成要素を有する、フレーム構造体、を含み、前記フープ構成要素は、実質的に長さ方向に向けられた連続した一連の半径方向支柱、および互い違いの応力集中接合部として形成され、前記支柱のうち隣接する支柱は、前記円筒体が前記第1の直径であるときに実質的に平行であり、前記隣接する支柱は、前記円筒体が前記第2の直径であるときに実質的なV字型を形成し、前記接合部はそれぞれ、付着した前記隣接する支柱の旋回点を定め、前記旋回点はそれぞれ、前記円筒体が前記第2の直径であるときに前記支柱により形成された前記V字型を二等分する線上に実質的に位置する、装置。 請求項2 請求項1に記載の装置において、前記接合部は、延性のヒンジである、装置。 請求項3 請求項1に記載の装置において、前記円筒体が前記第2の直径であるとき、応力は、前記接合部内部に集中する、装置。 請求項4 請求項3に記載の装置において、前記接合部における集中した前記応力は、前記フレーム構造体の降伏点を超える、装置。 請求項5 請求項4に記載の装置において、前記接合部における前記集中した応力は、前記フレーム構造体の極限応力レベルを下回る、装置。 請求項6 請求項1に記載の装置において、前記フレーム構造体は、所定の分子配向を有するポリマーで構成される、装置。 請求項7 請求項1に記載の装置において、前記互い違いの接合部は、隣接する形態と比較して小さな断面積を有する、装置。 請求項8 請求項1に記載の装置において、前記隣接する支柱は、前記ステントが拡張すると、前記旋回点を中心として、実質的に相称的かつ均等に、互いから離れるように回転する、装置。 請求項9 請求項1に記載の装置において、前記フレーム構造体は、ポリマー材料を含む、装置。 請求項10 外科処置で拡張式の植え込み可能な医療装置を使用する方法において、第1の直径を有する円筒体から第2の直径を有する円筒体へと拡張可能な、実質的に円筒形の装置を形成するように複数の可撓性コネクタにより相互接続され互いに結合された複数のフープ構成要素を有するフレーム構造体を、身体通路内に植え込むことであって、前記フープ構成要素は、実質的に長さ方向に向けられた連続した一連の半径方向支柱、および互い違いの応力集中接合部として形成され、前記支柱のうち隣接する支柱は、前記円筒体が前記第1の直径であるとき実質的に平行である、植え込むことと、前記第1の直径から前記第2の直径へ前記フレーム構造体を拡張させることであって、前記隣接する支柱は、前記円筒体が前記第2の直径であるときに実質的なV字型を形成し、前記接合部はそれぞれ、付着した前記隣接する支柱の旋回点を定め、前記旋回点はそれぞれ、前記円筒体が前記第2の直径であるときに前記支柱により形成される前記V字型を二等分する線上に実質的に位置する、拡張させることと、を含む、方法。 請求項11 請求項10に記載の方法において、前記接合部は、延性のヒンジである、方法。 請求項12 請求項10に記載の方法において、前記円筒体が前記第2の直径であるとき、応力は、前記接合部内部に集中する、方法。 請求項13 請求項12に記載の方法において、前記接合部における集中した前記応力は、前記フレーム構造体の降伏点を超える、方法。 請求項14 請求項13に記載の方法において、前記接合部における前記集中した応力は、前記フレーム構造体の極限応力レベルを下回る、方法。 請求項15 請求項10に記載の方法において、前記フレーム構造体は、所定の分子配向を有するポリマーで構成される、方法。 請求項16 請求項10に記載の方法において、前記互い違いの接合部は、隣接する形態と比べて小さな断面積を有する、方法。 請求項17 請求項10に記載の方法において、前記隣接する支柱は、前記ステントが拡張すると、前記旋回点を中心として、実質的に相称的かつ均等に、互いから離れるように回転する、方法。 請求項18 請求項10に記載の方法において、前記フレーム構造体は、ポリマー材料を含む、方法。
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